音大受験に合格した時に謝礼必要なの?
って気になる方いると思いますが、
ぶっちゃけ、必要でした。
謝礼文化は存在しました!
今日はお金の話。
桐朋や東京芸大など音大を受験するには幼少期から、そこの大学を出た先生に付いて、
そのうちその大学の教授のレッスンも受けるようになります。
そして、大学教授のレッスン代は普段付いている先生のレッスン代の10倍の値段になります。
受験前は頻繁に教授のレッスンを受けなければならないのと、
地方から東京までの交通費がかかり、さらに広島の先生にも同行してもらう必要がある場合は
先生の交通費や謝礼も。
つまり・・・
⭕️教授のレッスン代
⭕️自分と先生の交通費
⭕️先生に同行して頂いた謝礼
⭕️食費など?
十万円単位で必要なのです。
しかも私の場合は、受験直前の教授のレッスンは一度通して弾いただけ♪
「もう言うことはないわ。」で終わりでした。それも大切なレッスンです。
さて、このようにして受験も終わりまして、めでたく希望大学へ合格し・・・
本題の、お世話になった先生方への御礼。
先生にも寄りますし、門下生同士の話し合いで決まったり、状況でも違うとは思いますが、
私の友達は30万円包んだ!という人もいました。
これまた十万円単位です。
でもそういう世界なんです。
私も、普段付いている地方の先生2人と、大学教授に合わせて何十万円となる金額を包みました。
しかし、大学名と教授名は私の人生を左右することとなります。
もちろんお仕事にも関わります。
プロフィールに載せることで、仕事の幅も広がります。
たくさんのお金を包んだからではありませんが、
人生を大きく変えて下さる先生方には感謝の意を示さなくてはならないですよね。
感謝と言えば、お世話になっている先生には御中元&御歳暮もしなくてはなりません。
これに関しては、例えば現金以外にも商品券や、お菓子など、
あとは先生が好きなものを知っていたらそれが喜ばれます。
高額のものでなくても良いと思います。感謝の気持ちが大事ですから…。
でもなかなかそう言ったものを実際にするには何か勇気みたいなものがいりますよね?
他にも生徒さんがたくさんいる中、自分だけがしているのではないか?とか、
それをしたから何か変わるのか?とか思ったり。
そんな邪念は払い、やはりこう言った形で気持ちを伝えるというのは大切なことだなと感じます。
こうして書いてみると、ピアノ(音楽)ってお金はかかるものですけど、
ピアノをしていて良かったことはたくさんありますし、
お金以上に人生が豊かになったのではないかと思っています。

