今日はおもしろ系のお仕事の話。
今までで一番思い出深いのは、多摩センターでのハロウィンの野外コンサート♪基本的にお仕事はピアノソロではなくアンサンブルや伴奏、バックミュージックがほとんどでしたので、この時も歌の方の伴奏でした。しかしハロウィンということで皆衣装を着ての演奏です。私は何に変身したかと言うと・・・ニワトリ。大きなトサカの付いた帽子を被って、顔だけを出し、あと全身は着ぐるみを着て。野外ステージにはキーボードが設置されていて、スキップでキーボードまで登場、すぐさま弾き始めます。トサカを振りながらノリノリで演奏しました。こんな体験は最初で最後でしたね。
他には、面白いという訳ではありませんが演歌歌手のディナーショーでの生演奏。途中の朗読のときの演奏が、雰囲気に合わせて、なおかつタイミングよく弾き始めて弾き終わる、という高度な技を使いながらの演奏でした。1人で音楽を担当できたことに達成感が半端なかったです!プログラムにも大きな写真付きでプロフィールを載せて頂きました。
あとは、ある学校での芸術鑑賞の授業での演奏。大きなホールに学生が集まり、そこで民話「鶴のおんがえし」に基づくストーリーとして團伊玖磨により作曲された夕鶴という日本のオペラを上演しました。プロの声楽家と共に演奏できたことがその後の仕事にもつながりました。
こうして一つ一つ責任を持って演奏するということで道が開ける、仕事の幅が増える、という事を実感しながら弾き続けていました。音楽って怖くも人気商売です。。。